自然栽培では、肥料も農薬も使いません!苗を植える時も2・3本の少量の苗です。
農薬を使わない代わりに普通の農業(慣行栽培)では大天敵と言われるジャンボタニシを味方につけ、お米の苗がある程度大きくなるまでは、しっかり観察し、ある程度伸びたら、タニシを放ち、草を食べてもらいます。タニシは大きい苗は食べず、草だけ食べてくれるのです。後は、苗の伸びる力を信じて、見守るのみ!
こうして育った苗は、自ら栄養を取っていかなければならないため、土中に大きく根を張っていきます。一方沢山栄養を与えられた苗は根を張る必要がありません。だから、自然栽培で育てられた苗はしっかり根を張り丈夫に育ち、台風や害虫にも強いのです。
これは、子育てにも言えることで、始めはしっかり観察して、愛情たっぷり与えますが、あとは子どもを信じて自分で伸びていくのを見守り励ます。自分で伸びていく事のできた子ども達は、少々の事ではへこたれません!これから未知の時代に入っていきますが、自分でしっかり考え、周りの事に右往左往されない自分軸をしっかり持った人に育っていってほしいです。