幸代先生のHappyコラム

人生脚本は幼児期にあり

三つ子の魂100までと言いますが、まさにこの言葉通り、幼児期の育ちが人生を左右するといっても過言ではありません。

脳科学的に解説すると、人の脳は1パーセントが顕在意識、99パーセントが潜在意識と呼ばれるもので、この99パーセントの潜在意識は幼児期に形成されます。

また、13歳ごろまでは、五感を通して外部情報を入力しセルフデータにしていく事に積極的ですが、それ以降は、外部入力を制限し始めます。これを脳の学習限界年齢といい、大体の思考や感情、感覚、行動の傾向性はここで決定され、この段階においてその人の見方や取れ方の大枠が出来上がっていくのです。そして、仕事、恋愛、結婚、全てに波及します。仮に脳が「私は~を難しいかもしれないけどきっとできる」とインプットされていれば、~できるという潜在意識が現実に反映していき、「どうせ私なんて~できるわけがない」とインプットされていれば、どうせ~できるわけない現実を反映していってしまう訳です。

そして、この潜在意識の書き換えは、かなり困難と言われています。

目先の事にとらわれず、本当の意味で幸せに生きていけるよう幼児期は情緒の安定と自己肯定感を培っていきたいですね。

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