幸代先生のHappyコラム

インプットよりもアウトプット

子どもも大人も人前で話したり、意見を言ったり、教えたり、プレゼンテーションしたりする(アウトプット)する場が増えれば増えるほど、能動的にインプット(情報収集や体験)しようとします。

それゆえに、先生も子どももアウトプットする場づくりが必要になってきます。

日本人は人にもよりますが、大いにして、人前で話をしたり、自分の意見や想いを伝えたりする事が苦手です。

それは、良い意味でも悪い意味でも同調意識が強く、人と違うということに抵抗を感じ、自分がどう思うかよりも人にどう思われるかという思いのほうが先行するからかもしれません。意見の違う相手と戦う必要はなく、互いに理解しよういう気持ちが大事!それは、答えは一つではないという多様性を育む上で大切な要素になるのではないでしょうか。

また、アウトプットすることで、物事を咀嚼したり、要約したりする力もつき、この経験を繰り返すことによって、自信や自尊心も培われていきます。

アウトプットする力を育むためには、しっかり話を聞いて受け止める聞く手側の力が肝心になってきます。特に言葉が未熟な子どもさんだとついつい聞き流してしまう事もあるとは思いますが、ご家庭で、子どもさんから話を聞くときのポイントとして、

「今日、幼稚園で何が楽しかった?」っとポジティブな話の内容になるよう問いかけてみてください。

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