園の教育理念
幼児期は、一人ひとりの人間性の素地を養い育てる時期で、物事に主体的に取り組む姿勢や態度は遊びを通してこの時期に養われ、生き方の基礎が形成されます。
本園では「他に対する温かい思いやりの気持ちをもち、社会の一員としての役割を果たす個性豊かな人間の育成」を教育目標に、満1歳から就学前のお子さんをお預かりする中小規模の幼保連携型認定こども園です。
少人数だからこそ、全ての先生が全ての園児を理解し、個々に合わせた教育保育を行うことができます。また、信頼関係が基にある安心した環境の中でこそ、時には助け高め合い、時にはトラブルや壁を乗り越えていきながら、人間関係を築き、人とかかわる力や目に見えない心が育ちます。そんな心を育てる幼稚園です。
理事長・園長の挨拶
「三つ子の魂、百まで」という言葉がありますが、この幼児期の育ちは一生を左右します。毎日子ども達と般若心経を唱えながら、祈りを通して全てのいのちのつながりや目に見えないものに対する感謝の気持ちを育んでおります。 お大師様(弘法大師空海)の教えでもある「いかせ、いのち」の通り、子ども達一人一人の命が輝いていけるようにお祈りしております。
理事長・園長 谷本祥龍
副園長の挨拶
子ども達は好奇心に満ち溢れています。
その好奇心の芽を伸ばすも摘んでしまうも大人の関わり次第です。
失敗も乗り越える経験がないと大きく成長できません。暖かく見守り励まされて乗り越えた経験値は自信と信頼を培います。
そして子どもは、言われた通りには育たない、見た通りに育つ!
子ども達に何かをさせようとする前に先生自身が楽しむ事で子ども達と楽しさを共有し、一人一人の心の声に耳を傾け、個々の思いを形にし、認めていく事で自尊心を育てていきたいです。
副園長 谷本幸代
園の歴史
明治38年10月1日 | 今治幼稚園創立 |
昭和20年8月6日 | 今治空襲で園舎焼失 戦争激化により5年間休園 |
昭和26年4月1日 | 今治幼稚園復興 |
昭和37年3月10日 | 学校法人としての認可取得 |
平成27年4月1日 | 幼保連携型認定こども園の認可取得 |
園の環境
本園は、今治市内の中心地にあり、1905年(明治38年)創立された四国で一番歴史のある幼稚園です。
周囲に市役所や駅、港、お城があり、今治市の中心に位置していますが、多くの歴史ある神社仏閣や自然いっぱいの大小さまざまな公園に囲まれている恵まれた環境にあります。
子ども達は、園内で過ごすだけでなく、緑あふれる境内や公園で元気いっぱいに走り回り、花を愛でたり、虫を観察したり、電車やバス、船を見に行ったり、地域の方々と交流したりと、貴重な経験を通して、四季の移り変わりや社会のこと、命の大切さや人との関りを深めることで愛情を感じられる環境の中で育っています。